モータースポーツのお部屋

〜 モータースポーツを観る 〜

モータースポーツ、特に自動車関連で一番有名なものは、やっぱり「F1」ことフォーミュラ1になるでしょうか。
私も80年代のF1は結構好きだったのですが、最近はピット作業で順位が入れ替わるという、ちょっと残念な展開が多くなってきて、あまり見なくなりました。
ピットワークの作戦を考えること自体は非常に高度な駆け引きなので、それはそれで面白いのでしょうが、やはりコース上でのバトルというのを期待してしまいますね。

そんなわけで最近はもっぱら「WRC」、すなわち世界ラリー選手権の方を見るようになりました(ちなみに「ゲーム部屋」の方で登場する「 Colin McRae The Rally 」というゲームに強く影響を受けてます)。
「F1」がフォーミュラマシンを使用した世界選手権であるのに対し、「WRC」は市販車ベースのマシンを使用した世界選手権なのです(確かFIA管轄の4輪の世界選手権はこの2つしかなかったと思います)。


一方の「F1」が一般の人にも結構知られているのに対し、「WRC」ってあまり有名じゃないんですよね。おそらく「TV向けでない」ってのが最大の原因だとは思うのですが。
「F1」はサーキットを周回してその速さを競うのでTVカメラを設置しやすいのですが、「WRC」は一般の公道を使用して競技を行なうため、TVカメラで追跡するのが難しいのです(一度通過すると基本的には戻ってこないので)。

また日本では「WRC」が開催されていないというのが認知度の低い理由の1つでもあると思っているのですが、この辺りも徐々に開催に向けた準備が進んでいるようです。


2001年の5月には日本で初の国際格式のラリーが開催されたのです。その名も「日本アルペンラリー」。私には新鮮な名称なのですが、往年のラリーファンには感慨を覚える名称なのだそうです。
国際格式ということで、このイベントが成功すればいずれは日本でも「WRC」開催の可能性が出てくるということになります。
実際、この年の夏に開催された北海道のインターナショナルラリー(こちらも国際格式で開催)も成功を収め、来年からAPRC(アジパシ:アジア・パシフィック・ラリー選手権)の1ラウンドに組み込まれることが決定したらしいです。
2002年のAPRCが成功すれば、次はいよいよ「WRC」開催が現実味を帯びてくるということになります。

以下に私が初めて観戦したラリーである「日本アルペンラリー」の感想をまとめたものを載せておきます(ちなみに大した感想ではなかったりしますが…)。

2001. 5.20 日本アルペンラリー観戦


また最近は少しずつ「WRC」も注目されてくるようになってきたようで、2002年からは地上波での放送も始まるらしいですし、いくつかのイベントも定期的に開催されるようになってきました。
以下で簡単にですが私が実際に行ってきたものを紹介してみたいと思います。

1999.11.28 第1回 鈴鹿ワールドラリーフェスタ 1999
2001.11.11 第3回 鈴鹿ワールドラリーフェスタ 2001
2002.11.23 第4回 鈴鹿ワールドラリーフェスタ 2002


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