やはりと言いますか、今年も開催されることになりました。サクラ大戦ディナーショウ。 昨年の大阪会場は帝国歌劇団・花組だったのですが、今年は巴里歌劇団・花組となっています。 昨年の東京会場は巴里花組だったのですが、年に２回もディナーショウへ行ける金銭的・時間的な余裕はないので見られずに終わったのです。そういう意味では今年は大阪で巴里花組が見られるということで喜んでおります。

昨年の帝都花組は一部のメンバだけの「選抜チーム」だったのですが、今回の巴里花組は全員登場してくれるみたいです（ちなみに巴里花組は昨年東京で開催された時も全員登場でした）。 またゲストとしては昨年夏のミニライブの時にも登場された「大神隊長」やこれまたやっぱりの「シゾー」など豪華な顔ぶれとなっています。 そうそう、日程は 12/25(水) で第１部が 17:00 開始、第２部が 20:00 開始となってます（今年は本当にクリスマスの日なんですよ）。 なお、チケットの一般販売は 11/21(木) より、会場となるウェスティンホテル大阪のホームページ（こちら）や各プレイガイドなどで発売されます。 あと、上記の情報は大阪会場でして、もちろん東京の方でも開催されますよ（私は参加しませんけど）。東京も同じく巴里花組で会場はヒルトン東京、日程は 12/22(日) となっています。

ということで、サクラ大戦ディナーショウ、大阪の第２部に参加してきました。 例によってディナーショウの映像化はないでしょうから、バレ全開でいきます。 ホールに入るとビッシリと並べられたテーブルの大群。 第２部は平日であることを忘れてしまうような参加者数でした。３００人弱くらいは入っていたかもしれません。

さて、今回の前説は広井さんではなく、迫水大使と大神さんのお二人。 内容は昨年同様、テーブルマナーに関するものがメインでした。 そして、食事をしているとなぜかダンディ団のベロムーチョ武田さんが登場。 何でも荷物にまぎれこんでフランスまでやってきたそうです(笑)。大神さんを見つけて、何でフランスにいる？とか、正月には大帝国劇場にいるんじゃないのか？とか言われてましたので、これは次の新春のネタに使われるかもしれませんね。

１時間のディナータイムが終わっていよいよショウの開始。 まずは迫水大使と大神さんという珍しい組み合わせによる花の巴里。そして二人の紹介でラグタイムショウを歌いながら巴里花組が登場します。 今回はみなさんがレビュー服での登場です。レビュー服もそうなのですが、私にとって何より嬉しかったのはグリシーヌのウィッグ（かつら）が黄色から金色に変わっていたことですね。 これで昨年夏のミニライブショウの時に感じた微妙な違和感がなくなりました。 ブルーアイ（グリシーヌのステージ名）の青い衣装に金髪が映えて本当にキレイでしたよ(喜)。

その後、 夢追い人 （ロベリア） 黒猫ルンバ （エリカ、グリシーヌ、コクリコ） 月夜の森へ （ロベリア、花火） アラビアンカフェ （エリカ、コクリコ） と進んでいきます。 そしてアラビアンカフェで客席を回った二人がステージに戻った後から、いよいよコクリコのマジックショウが始まります。 去年の東京のショウを見てないのでどれくらい腕前が上達しているのかは分かりませんが、結構うまかったように思います。 ちなみにコクリコの横では大神さん、迫水大使、そしてシゾーがマジックでばらまかれた小道具の片付け、その前ではエリカがホウキを振り回しつつ愛情いっぱいを熱唱してました。

そのマジックショウの後は、 モンパルナスの夜 （グリシーヌ、ロベリア） ぼくの巴里　わたしの巴里 （コクリコ、花火） 愛の灯をセーヌにともせ （グリシーヌ＋巴里歌劇団） と続いて、ショウは終了します。 特に「愛の灯をセーヌにともせ」は今回印象を改めました。第五期ドラマＣＤ Vol.2 に収録されている１番だけではこの歌のいい部分が全然分かりませんでした。 これは来年 1/8 発売予定のドラマＣＤサントラを買いなさいってことですね(笑)。 ディナーショウ同様、巴里花組全員で歌っていてくれることを期待します。＞ サントラ版

その後、シゾーが再び登場。「シゾーのテーマ」を７５６番まで歌うと言って歌い始めます(笑)。 そのシゾーを捕まえるために大神さんと迫水大使も登場し、迫水大使がシゾーとダジャレ勝負で決着をつけることに（迫水大使、キャラ変わってますよ）。 なお、勝負の結果は言うまでもありません。 そしてアンコールとして、巴里花組全員で 未来（ボヤージュ） 御旗のもとに を全員で歌ってショウは本当に終了となりました。 昨年は帝都花組の、そして今年は巴里花組のディナーショウを見たことになるのですが、やはりディナーショウは巴里花組向けかもしれませんね。 昨年の帝都花組によるディナーショウももちろん良かったのですが、やっぱり帝都花組には本格的なお芝居を期待してしまいますから。