私にとっての第１幕のポイントは、ついに登場の江戸川先生でしょうか。 この江戸川先生の役をされているのが三ツ矢雄二さんで、声は非常によく知っているのですが、お姿を拝見したことはこれまでなかったんです。で、実際に拝見してみた感想ですが…「う〜ん、似ているかと言われたら似てるなぁ。」ってところでしょうか(笑)。 この作品を見ていないと分からないネタではあるのですが…。 今回の「織姫さん」は主役ということもあって、第１幕ではいつもより静かな（出番が少ない？）感じがしました。やはり第２幕に集中するということなのかな？ その分、他の方々がいろいろなところで笑わせてくださいましたので、十分満足できました。前回の「紅蜥蜴」から登場した「カンナの妄想」も健在ですよ。 そうそう、かえでさんのアンパンのシーンも結構お気に入りだったりしますね。

で、続いて第２幕です。休憩ショウタイムが収録されていなかったのは非常に残念なのですが、ここからが劇中劇「アラビアのバラ」となります。 最初は「さくらさん」が登場するのですが、さくらさんがメインになる劇中劇のシーンって第１回公演の「愛ゆえに」以来になるかもしれませんね。 その後は「レニ」を中心にストーリーが展開して行きます。で、「織姫さん」がいなくて静かだなぁと思っていたら、花組にはちゃ〜んと代わりがいるのです…そう「カンナさん」です(笑)。昨年の「紅蜥蜴」で遊べなかったうっぷんを晴らすかのような大活躍(？)。やはり「カンナさん」はこういうキャラの方が似合うのかなと思ったりして。 劇中劇の最後は全員が登場しての「新しい未来へ」なのですが、劇中劇の最後が全員による合唱となるのはこれが初めてですね。これも新しい試みなのでしょうかね。

この「アラビアのバラ」が薔薇組の主演だったらどうなったんだろうってのは考えちゃ駄目ですよね(笑)。