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初めて見た歌謡ショウ関連の映像はこの作品のものです。 その当時、すでに第３回特別公演「紅蜥蜴」までがリリースされており、これらのビデオを偶然ビデオレンタル屋で見つけることになりました。思えばこれがすべての始まりだったのかもしれません。「サクラ大戦」というゲーム自体は発表当時から知っていたのですが、実際にプレイするようになったのは比較的最近で、ＯＶＡ版のビデオと並んで置かれていたこのビデオを取って「へぇ〜、こんなこともやってるんだ」という単なる興味本位な動機でちょっと借りてみたのです（実際にキャラクターの声を当てられている声優さんを見られるなんてことは当時あまりありませんでしたからね）。 この店の棚にはこのビデオの他に「奇跡の鐘」と「紅蜥蜴」のビデオを置かれていましたが、その時に借りたのはこの「愛ゆえに」と「奇跡の鐘」の２本でした。「紅蜥蜴」のビデオを借りなかったのは、収録時間が３時間という長さでちょっと見る時間がないかなと思ったという実に簡単な理由です(笑)。 |
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作品としては一番最初のものであるので、かなり荒削りな部分も見受けられましたが、歌と歌の間をそれぞれのキャラクターを中心に据えた寸劇でつなぎ、それが全体として１つの話になっているという構成は、初めて舞台の映像を見る自分にとっては非常に受け入れやすいものだったと思います。 ちなみに歌は「サクラ大戦 帝劇歌謡全集」に収録されているもの（要するにゲーム「サクラ大戦」に収録されているもの）がメインです。 |
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ただ、最近の舞台は全編通してマイクが使用されているのですが、この作品に限っては寸劇の部分はマイク未使用で歌のみマイクを使用されているため、かなりＴＶのボリュームを大きくしないとセリフが聞き取りにくいというのがありますね。 で、寸劇部分を聞き取ろうとＴＶのボリュームを上げていて、歌が始まる時に下げるのを忘れていて歌が大音響で流れたりするという微笑ましいことも何度もやらかしました。特に初めて見た時は夜中だったのでなおさらでした(笑)。 でも、あの大きな劇場で自分の声だけで舞台を演じられるというのは本当にすごいことだと思いました。 |
| とにかく、現在の歌謡ショウにも受け継がれている基本的なエッセンスはすべて含まれている作品であることは間違いないかなと思っています。 |