平安京で最も重要な施設である朝堂院の正殿「大極殿」は、平安京遷都の翌年(795年)に完成し、天皇の即位式など国家の重要行事が行なわれた場所です。

大極殿の位置は最近まで千本丸太町交差点北側付近と推定されており、その後の発掘調査で朝堂院のいくつかの建物跡が見つかりました。
また建都1200年にあたる1994年には、初めて大極殿の基壇跡が地下0.6mの位置で確認されたようです。
こうして現在ではほぼその位置が明らかになったと言われています。

	【 大極殿跡石碑 】 大極殿跡を示す石碑です。 位置している場所が本当に京都市の市街地となっているので、建物などは一切残っていません。 千本丸太町の交差点を少し北に行った西側にあります。入口前にバス停がありますので、すぐに分かると思います。
	【 朝堂院跡石碑 】 千本丸太町周辺にはこのような朝堂院跡地であることを示す石碑がいくつもあります。