「 Gran Turismo 4 Prologue 版」とは

どちらかと言えば、これまで Gran Turismo シリーズをやり込んできた人向けではなく、初めて Gran Turismo シリーズに触れる人たちに向けた内容となっています。 すなわち、これまでのシリーズのようにレースが中心の構成ではなく、操作方法に慣れるための School Mode（教習所モードと言えばいいのかな？）中心となっています。 この School Mode ですが、Gran Turismo Concept 2001 Tokyo の「コースラインセンス」試験（私でもすべて「金」を取ることができた）とは違い、そこそこの難易度設定となっています。 ただ、入門用という位置づけから最低レベルの「銅」であれば、比較的簡単に取れるようにタイムが設定されています。もちろん、すべて金を達成するとご褒美があるそうですが…（伝聞調なのは自分が取れていない証拠）。 そんなわけで通常のゲームモードに相当する「 Arcade Mode 」が非常に貧弱になってしまっているのが残念と言えば残念です。 タイムアタックで必要となる単走で周回数が指定できない、単走で２周走った後のタイム表示が走り終えた後にしばらく表示されるだけ（あとでチェックするにはリプレイを見直す必要がある）、などタイムを削ることに情熱を傾ける人たちには実に物足りないものだったりしますね。

とにかくタイムアタックの大会を開くにはハードルが高い本ゲームですが、普通に遊ぶだけではあっという間に飽きてしまいそうだったので、元を取る(笑)ために今回もしっかり大会を開くことになりました。 何しろ筑波サーキットや現在改修中でもう現実には見ることができない富士スピードウェイ、そしてラリー的な雰囲気のあるグランドキャニオンにイタリア市街地コースなどの素晴らしいコースがたくさんありますので、これを楽しまない手はないと思ったわけです。