「 Colin McRae The Rally 」って何？

実際のラリーの雰囲気をかなり忠実に再現しており、プレイをしていると実際にマシンが壊れたりします（ただ単に外見上で壊れているだけでなく、操作にも影響が出る壊れ方もあります）。 そのため、途中には修理を行なうためのサービスが用意されていたりするのですが、走行中に派手にマシンを壊すと規定時間内に修理が間に合わず、ダメージを追ったまま走行を続けないといけないということにもなります（これは実際のＷＲＣでもよく見かける光景だったりします）。 また、サーキットを走るタイプのゲームではないので、コースは基本的に１本道で、１つのステージを走り切るのに１分ちょっとから長いものになると４分以上というものもあります。 この１つのコースをＳＳ（ Special Stage ）と呼び、Colin McRae Rally では最大６ステージ、Colin McRae Rally 02 では最大１０ステージで１つの開催国となります。 そして２つに共通して開催国は８つ収録されています。それぞれの国はまったくコンディションが異なり、舗装路（ターマック）から未舗装路（グラベル）、泥道や雪道など非常に変化にとんでいます。また路面だけでなく天候も晴れや雨、中には雷雨なんてのもあります。 そんな訳でそんなに長いコースを完全に覚えることは極めて難しいので、このゲームには実際のラリーでは当然必要なナビゲータがおり、実際にコースの先を声で教えてくれるようになってます（もちろんゲームらしく「矢印」も出ますが）。 この声を担当されているのが、実際にＷＲＣでコリン・マクレーのナビゲータ（ラリーではコ・ドライバと言います）を務めるニッキー・グリストで、このゲームをやっていると実際にＷＲＣのビデオを見た時にコリン・マクレーの車内映像が映ったりすると何とコールしているのかが聞き取れて結構楽しめたりします。

基本的にラリーはライバル車と並走するわけではないので、目の前にあるコースをひたすら攻めていくわけです。この辺りはストイックにタイムを削ることが好きな方にはたまらないゲームかもしれません。 レースもののゲームはＣＰＵカーが非常におバカが動きをするので、そういう意味では淡々とコースを攻めるこう言ったゲームもたまにはいいかもしれませんね。 個人的にはＰＳ用に発売されている「ＧＴ（ Gran Turismo）」シリーズと同等もしくはそれ以上の評価を与えているゲームです。 ちなみに２００２年の秋にはＰＳ２、ＰＣ、Ｘｂｏｘ対応となって「 Colin McRae Rally 3 」が発売予定となっています。